リモージュは、フランス中部に位置する都市であり、焼き物が盛んな地として長い歴史を誇ります。
そんなリモージュでは、いくつかのブランドが窯を構えて上質な「リモージュ焼き」の食器を製造しており、世界的に高い人気を得ています。
ドイツのマイセン地方で、現在「マイセン」として知られている美しい白磁が製造された1700年代のこと、ヨーロッパの各国では、「わが国でもマイセンのような白磁を作るのだ」という取り組みが行われました。
マイセンは中国から渡ってきた白磁を研究し、独自の白磁を作り上げてヨーロッパ中に輸出してその名を高めており、ドイツの経済を支えていました。各国は、それにあやかろうとしたわけです。
そんな中、フランスで誕生したのが「リモージュ焼き」です。
1768年、リモージュ近郊で白磁の原料となる成分が採掘されたことをきっかけに、多くのブランドがこの地に窯を構え、上質な白磁を作って世界中に発信していきました。
リモージュ焼きには、
・薄くて軽量である
・仕上がりが美しい
といった特徴があります。
また、焼く前に絵付けを行い、火にかけて焼きつけるという手法を取っているのもリモージュ焼きならではの特徴といえます。
ここでは、そんなリモージュ焼きの人気シリーズについて、またリモージュの食器を高く売るための方法についてまとめています。
高価買取が期待できるブランドについて
リモージュには、さまざまなブランドが窯を構えています。
その中でも、特に有名であり、かつ高価買取が期待できるブランドについて紹介します。
レイノー
1840年代の初めに創業された「レイノー」は、繊細かつ緻密な絵付けを行い、華やかで高級感たっぷりなデザインの食器を手がけていることで知られるブランドです。
リモージュならではの美しい白磁に映える絵付けは、世界的に高い人気を誇ります。
アビランド
こちらも1840年代に創業したブランドで、フランスに美しい白磁ができる土地があるということを聞きつけたアメリカ人のアビランド氏によって立ち上げられました。
アビランドの食器は、コントラストがしっかりした絵付けを行っていることが特徴として挙げられます。
華やかで、高級感あふれる仕上がりになっており、多くの人に愛されています。
リモージュのおすすめ買取方法とは?
いかがでしょうか。
リモージュは1700年代の後半に白磁の生産地として知られるようになり、その後さまざまなブランドが窯を開き、現在に至るまで多くの人に愛される食器の数々を製造しています。
そんなリモージュの食器を売りたいと考えている方もいらっしゃると思います。
「リモージュの皿をもらったけど使わないので売りたい」
「遺品整理でリモージュの食器セットが出てきたがお金に換えたい」
さまざまな事情があるかと思いますが、せっかく売るのであればやはり高価買取を狙いたいところでしょう。
そういう場合のコツとしては、「食器の査定・買取を手がけている買取業者のサービスを利用すること」が挙げられます。
ブランド食器については、やはりその価値をしっかり把握している専門家に見てもらい、値段を付けてもらうのがいちばんです。
たとえば最近ではネットオークションなどで気軽に一般人も価値あるブランド品を売却できるようになっていますが、結局のところネットオークションは売るほうも買うほうもブランドについて詳しい専門家ではないので、実際よりも安い値段で売買をしてしまうケースが考えられます。
買取業者の査定サービスを利用すれば、そのようなことはありません。
食器ブランドについて詳しい専門の知識を持ち、数々のブランドを見てきた経験を持つ査定士が食器をチェックし、適正な価格で買い取ってもらうことが可能となります。