マイセンの食器は高値で買い取ってもらえる?

meissenマイセンは、16世紀のドイツ北部にあったザクセン公国のアウグスト強王の主導によって生まれた磁器をもとに、さまざまな優れた品物を製造しているブランドです。
16世紀初頭のザクセン公国を治めていた王のアウグストは東洋から渡ってきた美しい白磁に魅せられ、自分のお膝元でもこのような美しい磁器を作りたいものだと考えました。
そこで、アウグストは錬金術師として知られていたヨハン・ベトガーという人物に命じ、白磁をイチから作らせます。ベトガーは試行錯誤を繰り返し、ついに1710年にオリジナルの白い磁器を開発することに成功。そこからマイセンの歴史がスタートし、現在に至っています。

さて、そんな歴史を持つマイセンの食器をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
人気が高いブランドゆえに、「使ってないから売りたい」と考えている方もいらっしゃるでしょう。

そこでここでは、
「せっかくなら高く売りたい」
「どうすれば高く売れる?」
という方のためにマイセンの高価買取が期待できる人気シリーズや、高価買取を実現させるための売り方についてまとめてみました。

高価買取が期待できる人気シリーズについて

マイセンの食器の中でも特に高い買取額が期待できるシリーズとしては、
・ブルーオニオン
・波の戯れ
・剣マーク
といったものが挙げられます。

ブルーオニオン

マイセンの定番というべきシリーズで、白磁に青の絵付けがなされているのが特徴として挙げられます。
中国からもたらされた模様入りの食器を真似てデザインされた物です。
ちなみに、名前にある通り絵の中には「オニオン(タマネギ)」が含まれていますが、これは中国の食器に描かれていたザクロをタマネギと見間違えたものといわれています。
こちらのシリーズに属する食器はプレートやカップなどさまざまですが、特にセット商品がしっかり揃っている状態であれば高価買取が期待できます。

波の戯れ

やわらかいさざ波をモチーフにしたデザインが特徴的なシリーズで、上品な雰囲気が白磁とマッチしていることもあり、高い人気を誇ります。
クラシカルな感じのあるデザインではありますが、実は誕生したのは21世紀に入ってからのことです。
洗練されていながらも、長い歴史を感じさせる名シリーズとなっています。
そんな波の戯れシリーズの食器は、需要が高いこともあり、高価買取が期待できます。

剣マーク

2本の剣が交差している通称「剣マーク」が入ったシリーズです。
マイセン誕生のもとになったザクセン公国のアウグスト強王の紋章がデザインされています。マイセンブルーと呼ばれる独特の青で描かれた剣の紋章が静謐な白磁に映え、優雅な雰囲気を醸し出しています。
決して派手ではないものの、それゆえによりいっそう高い気品を感じさせるシリーズであり、高価買取が期待できます。

マイセンのおすすめ買取方法とは?

いかがでしょうか。
気品のある美しい白磁のマイセンは、長い歴史を通して世界中の多くの人を魅了してきた歴史があります。
特に、ここで挙げた「ブルーオニオン」「波の戯れ」などのシリーズ商品は需要が高く、高価買取が期待できます……が、売り方には注意する必要があります。
たとえば、最近はネット上でオークションなどを活用してスムーズに売買することができますが、これは正直なところあまりおすすめできません。
結局のところは素人が売り買いをするので、適正価格で買い取ってもらえないことが多いわけです。
おすすめなのは、ブランドに関する豊富な知識と経験を持つ査定士がいる買取専門業者
ブランドに関する専門的な知識を有する人が見てくれるので、しっかりと適正価格で買い取ってもらうことができます。

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