リチャードジノリの食器は高値で買い取ってもらえる?

richardginoriリチャードジノリは、18世紀前半のイタリアで生まれた食器ブランドです。
当時、ヨーロッパではドイツで生まれた「マイセン」の白磁が大変な評判を呼んでいました。
白磁は中国で生まれたなめらかなホワイトの輝きが美しい磁器であり、マイセンは独自の製法でその再現に成功。ヨーロッパ中の上流階級の間で流行していたところでした。
そんな中、イタリアの貴族カルロ・ジノリ侯爵は「わが国でもマイセンのような美しい磁器を作るべし」と考えます。鉱物学の素養があったジノリ侯爵はトスカーナ地方に工房を開き、磁器製造をスタートさせます。
そんなリチャードジノリが本格的に歴史の表舞台に登場するのは、侯爵の息子であるロレンツォの時代。ロレンツォは透き通るようなホワイトを追求し、改良につとめ、ついに「トスカーナの白い肌」として有名になるほどの美しい白磁を完成させました。
その白さを活かしたシンプルなデザインの食器は多くの愛好家に親しまれていますが、その一方で、趣向を凝らしたデザインが施された食器も高い人気を誇ります。

さて、ここではそんなリチャードジノリの食器を売却したい方に向けて、
・リチャードジノリのおすすめの売却方法
・特に高い買取額が期待できる人気シリーズ
についてまとめています。
「家にあるリチャードジノリの食器を処分したい」
「できれば高い値段で売りたい」
という方は、ぜひチェックしてみてください。

高価買取が期待できる人気シリーズについて

イタリアで登場した美しい白磁の食器ブランド、リチャードジノリ。
さまざまなシリーズの食器が生み出されていますが、ここでは中でも特に人気が高いシリーズを紹介します。

イタリアンフルーツ

パープルのプラムの実、そして可愛らしい草花を散りばめたデザインが特徴的なシリーズです。
控えめなデザインではありますが、プラムの実や草花の絵柄は配置や彩色が計算し尽くされており、白磁の美しさを効果的に引き立たせ、独特の華やかさを生んでいます。
ひとつひとつ、手作業で絵付けされているため、唯一無二の価値を誇るという点もポイントといえます。

ベッキオホワイト

こちらは、あえて何の絵柄も付けずに白磁の白さのみで勝負するシリーズです。
名称にある「ベッキオ」とは「古い」という意味を持つ言葉ですが、実際にリチャードジノリが創業した18世紀の頃から作り続けられています。
ホワイト一色の食器ではありますが、お皿のふちなどには美しく格調高いレリーフ(浮き彫り)が施されているため、決して地味な印象はなく、むしろ高貴な美しさや華やかさを感じさせます。

リチャードジノリのおすすめ買取方法とは?

いかがでしょうか。
リチャードジノリは、ドイツ発の磁器ブランドであるマイセンが隆盛を誇った時代、イタリアで「マイセンに続け」ということで創業された磁器ブランドです。
白磁の白さを最大限に活かす「ベッキオホワイト」や、あえて控えめなデザインにすることで白磁の美しさを際立たせる「イタリアンフルーツ」などが人気シリーズとして知られています。

そんなリチャードジノリの食器は現在、海外ではもちろん日本国内でも高い人気を誇っており、中古市場でも需要は高く、特に人気シリーズの品は高価買取が期待できます。
ただし、売却の方法はしっかり選ぶ必要があります。
最近はフリマアプリやネットオークションなどを活用して自分で直接売ることもできるようになっていますが、しかしながらそれらの方法ではしつこく値引き交渉をされたり、そもそも正確な価値が分からず低い値段をつけてしまったりすることで、結果的に損をしてしまうことがあります。
しっかり価値に見合った高価買取を実現したいなら、おすすめなのは食器買取の業者を利用することです。
ブランドに精通した、知識と経験が豊富な査定士に見てもらい、適正な価格で買い取ってもらうことができます。

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