ロイヤルアルバートの食器は高値で買い取ってもらえる?

royalalbertロイヤルアルバートは、イギリス発の食器ブランド。
1898年、イギリス本土の中部に位置するストーク=オン=トレントという都市で誕生しました。
ストーク=オン=トレントはもともと陶磁器の製造が盛んな土地として知られており、多くの窯がありました。
美しいボーンチャイナ(白磁)の食器が多くのブランドによって生み出されていた経緯があります。
そんな都市に、トーマス・ワイルド、トーマス・クラーク・ワイルドという親子がやってきます。
そして誕生させたのがロイヤルアルバートでした。

ワイルド親子はイギリスの王室に対する深い尊敬の念を持っており、そのことがブランド名やブランドが手がける食器にも表れています。
たとえば、ブランド名である「ロイヤルアルバート」は、当時イギリスを統治していたヴィクトリア女王の夫であるアルバート公の名前を拝借しています。
また、イギリスの国花であるバラをあしらった優雅で格調の高いデザインの食器を数多く手がけているのも特徴として挙げられます。

またイギリス王室のほうもロイヤルアルバートの食器を愛好しており、創業の翌年にはヴィクトリア女王の即位60周年の記念品製造を依頼し、以後はロイヤルファミリー御用達ブランドのひとつとして名を知られるようになりました。

ここでは、そんなロイヤルアルバートについて、
・高価買取が期待できる人気シリーズ
・高く売るために心がけるべきコツ

といった点をまとめています。

高価買取が期待できる人気シリーズについて

ロイヤルアルバートの食器は、イギリス国花のバラをあしらったものが多いことや、ロイヤルファミリーが愛好するだけの高級感と品格を兼ね備えていることが特徴として挙げられます。
そんな中でも、特に人気が高いシリーズとは?
ここでは、「オールドカントリーローズ」「ポートレート」を紹介します。

オールドカントリーローズ

澄み切ったボーンチャイナ(白磁)に、優雅で華やかなバラの模様を絵付けした「オールドカントリーローズ」は、ロイヤルアルバートを代表するシリーズです。
純白のボーンチャイナに映えるバラの模様は繊細に描かれており、クラシックな高級感の漂うムードに仕上げています。
贅沢な金の縁取りが行われているのもポイントとして挙げられます。

ポートレート

こちらの「ポートレート」シリーズも、イギリス国花の美しいバラをデザインとして取り入れていること、高級感たっぷりの金彩をほどこしていることが特徴として挙げられます。
一方、「ポートレート」ならではの特徴としては、白磁ではなくピンク色の陶器に絵付けがなされていることが挙げられます。より華やかなムードをたたえており、クラシックでありながらもカジュアルな雰囲気があるということで老若問わず多くの人に愛好されています。

ロイヤルアルバートのおすすめ買取方法とは?

いかがでしょうか。
ロイヤルアルバートは、イギリス発の食器ブランド。
イギリスの国花であるバラをあしらったデザインの食器で知られており、イギリスの上流階級の人々だけでなく、現在に至るまで世界中のファンに愛されています。

そんなロイヤルアルバートの食器は、特にここで取り上げた「オールドカントリーローズ」「ポートレート」といった人気シリーズのものであれば高い額で売れますが、売り方に関しては注意する必要があります。
最近は、ネットを利用して個人が食器の売却を行うこともできますが、ロイヤルアルバートのような高価買取が期待できるブランド食器については、専門の知識や経験が豊富な査定士をかかえている買取専門業者を利用するのがおすすめです。
食器の価値を正しく知っている査定士に見てもらうことで、しっかりとその価値に見合った金額を付けてもらうことができます。

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