リーデルは、オーストリアに本拠を構える食器ブランド。特に、ワイングラスなどのグラスをメインで制作していることが特徴として挙げられます。
ブランドが誕生したのは、1756年のこと。
ガラス製造を生業としていたリーデル氏がグラス制作に乗り出し、それから現在に至るまで、リーデル家によって事業が受け継がれています。
リーデルが有名ブランドとなった理由としては、長い年月に渡って質の高いグラスを世界に提供していることが最も大きいですが、それ以外にも世界で初めて「飲み物ごとに専用のグラスを使う」というグラスのあり方を提唱したことでも知られています。
リーデルが手がける製品の中でも特に有名なワイングラスは、
・ポートワイン用
・ブルゴーニュワイン用
など、ワインの種類ごとに別のグラスが製造されています。
リーデルが提唱するまで、人々はポートワインもブルゴーニュブルワインも同じグラスを使って飲んでいたわけですが、リーデルはそれぞれの飲み物に合わせた形のグラスを製造。
それぞれに販売し、世間に衝撃を与えました。
現在では当たり前のことになっていますが、そのきっかけになったのはリーデルだったのです。
さて、そんなリーデルのグラスについて、
「家にあるが使っていないから売りたい」
「高く売れるのはどんなグラス?」
といった希望・疑問をお持ちの方もいると思います。
そこでここでは、リーデルのグラスを売るための方法や、特に高く売れると思われる人気シリーズについてまとめてみました。
高価買取が期待できる人気シリーズについて
高く売れるリーデルのグラスとは?
その条件はさまざまですが、最も大事なのは次の2点です。
・状態が良いグラスであること
・人気シリーズのグラスであること
欠けたり割れたりしている、汚れがこびりついて取れない状態である、そういうグラスは高価買取は期待できないでしょう。今、人からいただくなどしてリーデルのグラスを手に入れ、ゆくゆくは売却したいと考えている方は、普段からしっかり保管することを心がけましょう。
もう一つ、ブランド食器は人気シリーズの製品ほど高く買い取られる傾向にあります。
とはいえ、「どんなシリーズが人気なの?」という方も多いでしょう。
そこでここでは、リーデルの代表的な人気シリーズを紹介したいと思います。
ソムリエ
リーデルは、「高級感のあるグラスを誰もが買いやすい価格で提供する」というポリシーを持っているブランドですが、そんなリーデルにおいて価格面でも高級なのが「ソムリエ」というシリーズです。
一見するとシンプルなデザインのグラスではありますが、細かいところに至るまで考え抜かれた洗練された仕上がりになっています。1本1本、職人が手がけているというのが特徴で、その点も味わい深い雰囲気を持つ理由となっています。
オー
リーデルの名を有名にしたシリーズのひとつである「オー」は、ワイングラスとして製造されながらも、一般的なワイングラスに比べると異質な姿をしているのが特徴です。
ワイングラスは多くの場合、ステムと呼ばれる持ち手の部分がありますが、「オー」にはそれがありません。
新しいワイングラスの形を提案するグラスとして話題を呼び、人気シリーズとなりました。
リーデルのおすすめ買取方法とは?
いかがでしょうか。
オーストリアのグラス専門の食器ブランド、リーデル。
洗練され、革新性も持ち合わせたデザインが特徴的なワイングラスを製造していることで世界的に有名なブランドであり、特に今回取り上げた「ソムリエ」「オー」といった人気シリーズのグラスは高価買取が期待できます。
ただし、売却の際に高価買取を狙うなら、食器査定を手がけている買取専門業者のサービスを利用することをおすすめします。
食器の売却は現在、メルカリなどを使って気軽にできる時代ではありますが、本来売れる価格よりも安い価格で売らなければならなくなることもあります。
一方、買取専門業者のサービスを利用すると、食器に詳しい査定士がしっかりみてくれるので、適正価格で買い取ってもらうことが可能となります。