リヤドロは、食卓などに飾られるフィギュリン(人形)の製造を手がけているブランドです。
1950年代にスペインで誕生した比較的新しいブランドで、ホアン、ホセ、ビセンテという3人のリヤドロ兄弟によって立ち上げられました。
3兄弟はそれぞれ幼い頃から美術に対する興味を持っており、成長するとそれぞれ出身地であるスペイン東部の都市バレンシアの美術学校に入学。
それぞれ絵画や彫刻などジャンルはバラバラでしたが、興味のある分野について学んで優秀な成績を収めます。
そして学校を出たあと、1951年に工房を設立。
花瓶や花飾りなどを手がけていましたが、あるときから人形制作に乗り出します。
リヤドロ3兄弟の優れた美的センスが発揮されたフィギュリンは、またたく間に世界的な人気を得るようになりました。
リヤドロならではの特徴としては、細かい部分まで繊細に作り込まれた仕上がりにあります。細部にこだわって作り上げているので、ずっと見ていても飽きないということで多くのコレクターに愛されています。
というわけで、リヤドロのフィギュリンは高い価値を持っているわけですが、リヤドロのフィギュリンを売りたい場合はちょっとしたコツを押さえておく必要があります。
ここでは、
・リヤドロの人気作品
・リヤドロのフィギュリンを高く売るための方法
といった点についてまとめています。
「家にあるリヤドロのフィギュリンを売りたい」
「せっかくなら高く売りたい」
という方は、ぜひチェックしてみてください。
高価買取が期待できる人気作品について
リヤドロが手がけるフィギュリンの中でも、特に高価買取が期待できるものとしては以下のようなものが挙げられます。状態の良いものであれば万単位での高価買取も期待できるものとなっています。
ピアノのレッスン
タイトル通り、ピアノのレッスンをしている女の子をかたどったフィギュリンです。
女の子は家庭用と思われるピアノの前に座って鍵盤上で指を踊らせていますが、やや得意げですました表情をしているのがユーモラスなムードを醸し出しています。
女の子の表情やピアノの細部まで繊細に作り込まれていることが特徴として挙げられます。
マイフレンド
お座りをしてぴょこんと尻尾を立てている子犬をかたどった作品で、リヤドロならではの繊細な作り込みが特徴として挙げられます。「マイフレンド」というタイトルにふさわしい可愛らしい雰囲気をたたえている作品です。
リヤドロが手がけるフィギュリンは、人だけでなく動物や神話上の生き物を題材にしたものも少なくありません。「マイフレンド」のほかには、「女神とユニコーン」などがそれにあたります。
幸せの瞬間
リヤドロのフィギュリンは、結婚祝いや出産祝いのプレゼントとして選ばれることが少なくありません。こちらの「幸せの瞬間」は、若いお母さんが赤ちゃんを抱きあげている姿をかたどったフィギュリンであり、タイトル通り、幸福感に満ちた瞬間が見事にとらえられ、作品化されています。
リヤドロのおすすめ買取方法とは?
いかがでしょうか。
スペイン発のフィギュリン専門のブランド、リヤドロ。その作品は緻密な作り込みと洗練されたデザインが特徴であり、世界中で多くの人に愛されています。
棚に飾ったり、食卓に彩りを添える存在として、重宝している方も多いのではないでしょうか。
一方、そんなリヤドロの作品を売却したいと考えている方もいると思います。
そのような方には、ぜひフィギュリンの買取を行っている買取専門業者の査定・買取サービスを利用することをおすすめしたいと思います。
買取専門業者であれば、専門の知識と経験を持った査定士によって製品を見てもらうことができ、適正価格にて買い取ってもらうことができます。