フッチェンロイターの食器は高値で買い取ってもらえる?

hutschenreutherフッチェンロイターは、現在ウェッジウッドの傘下となっている食器ブランドですが、もとは独立した食器ブランドであり、1814年のドイツで誕生しました。以後、長きに渡って上質な食器の名品を数多く生み出してきた歴史あるブランドです。
フッチェンロイターは、
・食器の製造や絵付けは職人の手で行うことにこだわる
・多くの人が入手しやすい価格帯の食器を作る
といったポリシーを掲げているブランドであり、現在もそのスピリットは受け継がれています。

というわけで、実際のところそれほど高価な食器というわけではありませんが、デザイン性の高さやユニークさもあって人気は高く、特に現在は製造されていない(廃盤になっている)シリーズの食器などは高価買取が期待できます。

今回は、そんなフッチェンロイターの食器について、特に高価買取が期待できるシリーズや、おすすめの売却方法などについてまとめてみたいと思います。

高価買取が期待できる人気シリーズについて

フッチェンロイターは、時に美しく、時に可愛らしく、さまざまなデザインの食器を生み出しているブランドで、多くの人に親しまれています。
特に、ここで取り上げる「アマリエンブルク」「サマードリーム」「ブルーオニオン」などは、高い需要と価値を誇るものといえます。

アマリエンブルク

美しいなめらかな白磁に、バラの絵柄をあしらい、ふちの部分にブルーのラインを引いたデザインが特徴的なシリーズです。その名称はドイツのバイエルン州にある「アマリエンブルク離宮」から取られています。
可愛らしく、同時に凛とした気品も感じさせるシリーズです。

サマードリーム

こちらは現在、廃盤になっているシリーズ。
夏を感じさせる鮮やかな緑や黄色をふんだんに使い、野原や野バラなどを表現した絵柄が特徴です。
廃盤になっているだけあって、シリーズ全品を揃えたいと考えているコレクターは多く、その需要があるので高価買取が期待できます。

ブルーオニオン

「ブルーオニオン」といえばマイセンのイメージがあるかもしれませんが、フッチェンロイターにもあります。
そもそもブルーオニオンとは、白磁にブルーで絵付けをした中国風の食器をさします。白磁は中国からヨーロッパに渡ってきましたが、そのときヨーロッパの人々を魅了したのが、中国食器の美しいデザインでした。なめらかな白の肌に落ち着きと気品のある青で絵柄を入れた食器が人々に衝撃を与えたのでした。
その後、多くのブランドが中国風の「白×青」のデザインの食器を手がけ、フッチェンロイターもまた、そんなブルーオニオンを手がけたという経緯があります。

フッチェンロイターのおすすめ買取方法とは?

いかがでしょうか。
フッチェンロイターは、「安価で高品質な食器を提供する」というポリシーのもと、職人技が光る独特の絵柄を入れた食器の数々を世に送り出しているブランドです。
特に、絵柄が美しい「アマリエンブルク」「ブルーオニオン」そして廃盤なので希少価値もある「サマードリーム」などは、高価買取が期待できます。

ただし、高値で買い取ってもらいたいのであれば、食器買取の業者に査定を依頼するのがおすすめといえます。
食器買取の業者に依頼すると、専門の査定士による査定を受けることができます。
査定士は価値のある食器を見出し、それに値段をつける技術と知識、そして経験を兼ね備えており、しっかりと適正価格を見出して買い取ってくれます。
ネットオークションやフリマアプリなどは便利ですが、なかなか適正価格で買い取ってもらえなかったりすることもあるという点は悩みどころ。しかし、買取業者に任せればそのようなことに悩む心配はなく、価値のある食器はそれに見合った額で買い取ってもらうことができます。

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