ロイヤルコペンハーゲンの食器は高値で買い取ってもらえる?

royalcopenhagenロイヤルコペンハーゲンは、デンマーク発の食器ブランド。18世紀に創業され、現在に至るまで世界有数の有名ブランドとして知られています。
このブランドが生まれるきっかけになったのは、18世紀にドイツで登場した磁器ブランドの「マイセン」です。
中国産の白磁の美しさに魅せられたドイツ・マイセン地方の統治者ザクセン選帝侯が主導して生み出したオリジナルの白磁は、ヨーロッパに衝撃をもたらしました。
各国で、「われわれも白磁を作ろう」という動きが盛んになり、デンマークでは王室が全面的にバックアップ体制を整え、鉱物学者のフランツ・ミューラーによる白磁制作をサポート。こうして1779年、「王立コペンハーゲン磁器製作所」が生まれ、ミューラーが生み出した白磁による食器を製造します。
のちに「ロイヤルコペンハーゲン」という民間のブランドとなり、美しい白磁や洗練されたデザインによって世界的に有名な食器ブランドとなりました。

さて、そんなロイヤルコペンハーゲンの食器について、
「家にあるんだけど使ってないから売りたい」
「高く売るにはどうすれば良いの?」
「高く売れるのはどんな食器?」
そんな希望や疑問をお持ちの方も多いでしょう。
そこで、ここではロイヤルコペンハーゲンの生み出した食器の中でも特に高い価値を持つ人気シリーズや、おすすめの売却方法についてまとめています。

高価買取が期待できる人気シリーズについて

ロイヤルコペンハーゲンは、王室がバックアップすることによって質の高い白磁と上品なデザインを両立することに成功し、世界的な有名ブランドとなりました。
その後、さまざまなシリーズ商品を手がけていますが、ここではそんな中でも特に高い人気と価値を持つものを紹介します。

フローダニカ

18世紀末の1790年に第1作が登場したフローダニカは、ロイヤルコペンハーゲンを代表するシリーズとなりました。当時のデンマークでは王室御用達の食器として使用されていた歴史があります。
その特徴は、「フローダニカ」という植物図鑑に載っている植物をデザインしていること。職人が図鑑から厳選した植物を描き、ひとつひとつ異なる雰囲気を楽しむことができます。

ホワイトフルーテッド

ロイヤルコペンハーゲンならではの上質な白磁を楽しむことができる、あえて絵付けを排したシリーズ。
精緻なレリーフ(浮き彫り)を施すことで上品な仕上がりを実現しており、白の美しさを引き立たせています。
シンプルな白磁の食器ではありますが高い人気を誇っています。

イヤープレート

1年に1回、発売されているイヤープレート。
毎年の食器をコレクションしているという愛好家も多く、高い人気と需要があるシリーズです。
1908年から販売がスタートしていますが、特に古い年代のものは求めている人が多いことから高い価値があります。

ロイヤルコペンハーゲンのおすすめ買取方法とは?

いかがでしょうか。
ロイヤルコペンハーゲンは、デンマークが世界に誇る食器ブランドであり、美しい白磁と洗練されたデザインで世界的に高い人気を誇ります。
特に、ここで紹介した「フローダニカ」をはじめとする人気シリーズの食器は、高価買取が期待できます。

そんなロイヤルコペンハーゲンの食器を売却する際は、食器買取を手がけている買取専門業者を利用するのがおすすめです。
食器の売却は、今なら手軽にネットで行うことも可能ですが(ネットオークションやフリマアプリなどが活用できます)、しかしながら自分で売ろうとすると、結果的に食器の価値に見合わない額で手放さなければならなくなることもあります。
一方、食器買取の業者を利用すると、経験豊富な査定士がきちんと価値に見合った額をつけてくれるので、納得のいく売却ができます。

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