KPMベルリン(ベルリン王立磁器製陶所)は1763年に創立され、今に至るまで食器や花瓶、フィギュア磁器、陶板画など多くの商品を世に送り出しています。
現在もドイツ政府の公認食器として晩餐会で使用されるなど高い格式があることでも有名です。
今も機械ではなく人の手で作られており、ロカイユやクアランド、ノイジェラットなどのシリーズは高額で売買されることも珍しくありません。
全ての商品に青色の王の笏が付けられていることも特徴の1つです。
しかし、自分で買ったけど自宅のインテリアとして浮いてしまって手放そうと考えている、譲りうけたものの現金に困っているので手放そうと考えているといった理由から売却を検討されている方も多くいらっしゃいます。
このページではそういった方のために、高額買取に期待が持てるKPMベルリンの食器の特徴やおすすめの売却方法を紹介しています。
高額買取に期待できる人気シリーズについて
先程、紹介したロカイユやクアランド、ノイジェラットは高額買取に期待が持てます。主に食器はコーヒー(ティー)カップやソーサー、お皿(プレート)、ポットです。
しかし、ブランド食器はその状態によって価格が大きく変わるため、傷や汚れがない良品であることが望ましいです。
ロカイユ
カップとソーサーのセットは高価なものであれば数十万円で販売されていることもあります。
ロカイユの特徴はなんといっても貝殻をモチーフにしたデザインと豊かな色彩です。
熟練の職人によって生み出されるこれらの商品は芸術とも言えるでしょう。
クアランド
カップとソーサーのセットは数十万円で販売されているものもあり、時代の古いものや装飾が豪華なものは高額が付きやすいです。
特徴はシンプルながらも凝ったリボンカーテンが施されているデザインのものが多いことです。
ノイジェラット
特徴は美しい装飾と青い花が施されたデザインなのですが、ノイジェラットの食器の価値は絵付けの有無と大きさによって大きく変わります。
絵付けがあり大きなものであれば高額買取にも期待が持てます。
上記のシリーズ以外にも高額取引されているものは多くあります。
特にKPMベルリンの陶板画は非常に高い人気があり、経年劣化が少なく管理も比較的容易なことから、高額が付きやすいです。
ネットオークションでも20万円を超える金額で多くの陶板画が出品されています。
KPMベルリンの買取に適したサービス(方法)は?
食器を買い取ってもらう方法はいくつかありますが、個人的におすすめしたいのは食器の買取を得意とする(実績が多い)業者に任せることです。
ネットオークションやフリマアプリなど個人間で売買を行うこと自体はもちろん可能です。
落札価格を自分で設定できるため、相場より高く売却できる可能性はありますが自分で出品から落札、落札から配送までの対応を行う必要があります。
なにかトラブルがあった際も基本的には利用者同士で対応することになるなど、慣れている方でないと身体的・精神的な負担が大きいです。
リサイクルショップやブランド食器の買取実績が少ない業者であれば、知識や経験不足などから商品の価値を適切にはかることができない可能性があり、相場よりも安い金額で売却してしまうことがあります。