お皿は引き出物やギフトで選ばれることも少なくありません。
そのため、自分の趣味とは合わない、同じブランドのものがある、1セットの枚数が多い、などの理由から使用せず余っているお皿が自宅にあり、それらを売却することで処分しようとお考えではないでしょか?
しかし、ブランドものっぽいけど価値がわからない、お皿は重たいから処分するのが面倒、今後使うかもしれない、せっかくなら高く売りたい…といった理由からそのままになっている方も少なくないと思います。
このページでは高額が付きやすいお皿の特徴や買取を断られるケース、お皿を売却するのに適したサービスを紹介しています。
ブランドが重要?高額が付きやすいお皿の特徴とは
お皿に限った話ではなく食器全般に言えることですが、買取金額を左右する要素の1つとしてブランドが挙げられます。
ブランドのお皿はもともと高価で販売されていることや骨董品と呼べるほど古い時代のものもあり、そういったものは希少性が評価され高額となる場合もあります。
次に高額買取に期待が持てる人気のブランドを紹介します。
ノリタケ…日本のブランドでありながら洋食器の本場とも言える欧州でも高い人気があります。
白を基調とした食器にこだわりを持っており、日本の食文化にも馴染むように作られています。
「ヨシノ」と名付けられたシリーズは桜を彷彿とさせるデザインで桜の名所である吉野山がシリーズ名の元となっています。
ウェッジウッド…陶磁器の分野においてはイギリスを代表するブランドと言っても過言ではないほど世界中で愛されています。
イギリスの王室で使われていたこともあり、高価なギフトとしても人気があります。
エルメス…エルメスと言えばバッグや財布、時計などを連想するかもしれませんが食器をはじめ様々なテーブルウェアを展開しています。
スカーフをイメージした鮮やかで個性的なデザインのものが多いことが特徴です。
上記で紹介したブランド以外にもティファニーやマイセン、ロイヤルコペンハーゲンなど高額買取に期待できるブランドは多くあります。
逆にノーブランドのお皿はあまり高額にならないと考えても良いくらいです。
傷や汚れはない?お皿の状態も重要
高額で取引されることが多いブランドであっても、傷や汚れ、欠けなどがあれば買取金額は下がってしまいます。
場合によっては買取を断られる場合もあるため、お皿の状態も非常に重要な要素となります。
売却前にキレイにしようと考え、洗うことは大事ですが洗い方には注意が必要です。
装飾部分は強く擦ることで剥がれたりすることもあるため、洗う際も水気を拭き取る際も柔らかい布などで優しく行うようにしましょう。
また、付属品の有無も重要です。
箱なども保管しているのであれば売却前にはホコリなどを拭き取り、セットにすることで買取金額が高くなる可能性が上がります。
お皿の買取が断られてしまうケースとは?
ブランドや状態によって買取金額が変わる、または買取が断られることもあります。
中でも敬遠されがちなのが、使用済みのお皿です。
人気のブランドであっても、使用済みであったり傷や欠けなどがある場合は、金額が下がったり買取拒否となることもあります。
そのためノーブランドで使用済みとなると買取を断られるケースが多くなります。
口を付ける商品である以上、買取側も敬遠気味になるのだと思います。
使い分けも大事?お皿の買取に適したサービスとは
お皿を売却する方法はいくつかありますが、高額になりそうなブランドものとノーブランドのお皿は以下のように別々に売却することをおすすめします。
ブランドのお皿…食器買取業者
ノーブランドのお皿…リサイクルショップやフリマアプリ
ブランド食器は状態やブランドによって価値が大きく変わるため、価値の分かる専門家に査定を行ってもらうことで自分では想像もしていなかった金額になることがあります。
リサイクルショップや個人間の売買では知識がないため安く売却してしまうおそれがありますし、仮に高額で出品したとしても信用や実績などの問題から買い手が付きにくいことも考えられます。
ノーブランドのお皿は買取業者が買取を断ることが多いため、リサイクルショップやフリマアプリを利用して売却すると良いでしょう。
リサイクルショップであれば持ち込む以外の手間は少ないことがメリットですが、低額での買取となることが多いことがデメリットです。
フリマアプリは自分で値段を設定できるため、高く売却できるメリットがありますが出品や発送、落札者とのやり取りなど全て自分で行う手間がかかることがデメリットです。