『ロイヤルドルトン』は200年以上の歴史を持つイギリスの食器総合メーカーです。
創業者はジョン・ドルトン。
12歳のときにはフラム製陶器のろくろ職人の見習いとして働き始め、19歳になる頃には優秀なろくろ職人に成長しました。それから知人であるジョン・ワッツの工房で働きはじめ、1815年に独立を果たします。これが、ロイヤルドルトンの始まりです。
ヘンリーの息子ヘンリー・ドルトンが2代目社長になると、衛生用品や排水管の製造を開始します。この新事業の成功を納めたヘンリーが次に着目したのは「高級テーブルウェア」。
これが、王室にも高く評価されるようになり、1901年、エドワード7世より「ロイヤル」の称号を獲得。
現在のブランド名「ロイヤルドルトン」としてテーブルウェアの生産を続けています。
そんなロイヤルドルトンの食器はギフトでも大人気。
しかし、
「いただいたけど、使っていない」
などの事情をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このサイトではロイヤルドルトンの食器の中でも特に高価買取が期待できるシリーズについて紹介します。
おすすめの売却方法についても説明していますので、ぜひご一読ください。
高価買取が期待できるシリーズとは
ロイヤルドルトンの食器で人気が高い(希少性が高く高価買取が期待できる)のは、『スノーマン』、『イングリッシュルネッサンス』、『カーライル』、『センテニアルローズ』などです。
ここでそれぞれの特徴について解説していきたいと思います。
スノーマン
イギリスの名作「スノーマン」とコラボレーションしたこのシリーズは、日本でも大人気。
現在でもネットショップなどで手に入れられるようですが、既に廃盤品となった『空中散歩』などは希少価値が高く、高価買取の対象になる可能性があります。
イングリッシュルネッサンス
ロイヤルドルトンの高級ラインとして登場した『イングリッシュルネッサンス』。セージグリーンに金彩が施されたラインが大変美しいシリーズとなっております。
しかしこちらは1996年に販売を終了。現存するものは高い希少価値がつけられることでしょう。
カーライル
シックなブルーのラインに金彩で描かれた花模様がエレガントな『カーライル』。こちらもすでに生産が終了したといわれています。
現在ネットショップや輸入代理店で購入ができる場合がありますが、既に品薄状態が続いているため、今後は今よりも入手が難しく、希少価値が高くなるでしょう。
センテニアルローズ
ヘンリー・ドルトン没後100周年を記念して制作された『センテニアルローズ』は100年祭のバラ、という意味を持ちます。イギリスの国花であるバラなどイギリスで馴染み深い花々が美しいこの作品は現在も輸入代理店などで購入は可能です。
しかし、こちらも品薄や品切れが続いています。中古市場でも人気の高い商品なので高価買取が見込めるでしょう。
ロイヤルドルトンのおすすめ買取方法とは?
ロイヤルドルトンの食器を売却の際は買取業者を利用することをおすすめします。
最近、
・フリマアプリやオークションサイトを使う
・近所のリサイクルショップに売る
などの方法を選択される方も多いようですが、これらの方法はあまりおすすめできません。
その理由は、ブランドの価値が評価されず、安値で取引されていることが多いからです。
買取業者には食器の買取経験が豊富な査定士が在籍しています。
知識がある人に査定してもらいたい、また、少しでも高値で買い取ってほしい、というのであれば、こうした査定士に査定してもらうのが良策です。
利用料や査定料などはかからない業者もいますので、ぜひインターネットで検索してみてください。